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この本の中に入っていた作品です。
海野十三の『三十年後の東京』は短い短編だと思ったら続きがありました。
『三十年後の東京』でタイムカプセルの冷凍睡眠から醒めた小杉正吉少年は、『三十年後の世界』では宇宙探検隊の一員となって月世界や火星の探検で大活躍をするのでした。
少年が大活躍するなんていかにもジュヴナイルSFらしくて良い。
私はこの作品は2006年初頭にも一度読んだようですが、すっかり忘れていました。やはり本は一回読んだだけでは忘れてしまいますねえ。
月面に地球人が作った倉庫は月人に荒らされていて、人骨が投げ込まれていました!
しかもその人骨は五万年前の人骨だったのです!!な……、なんだって〜〜〜!!
月面の死体というと……あのSF名作を思い出しますね。
『三四郎』な人生論
新学説構築ミステリー!星を継ぐもの【耳読】
https://sanshirou.seesaa.net/article/469832322.html
日本のホーガンならぬ日本SFのレジェンド・海野十三さんは月面の五万年前の人骨をどう解説するのか!?期待したのですが、そのまま忘れられたようになりました。
月については地球から分裂して生成され、その時に地上の生物も生き残って独自の進化を遂げた、と説明されています。ということは、月人は人類と祖先を同じくする兄弟分ということになります。これもなかなか面白い説です。もっと広げてほしかったですね。
地球の一部が分裂して宇宙に飛び出し、そこにいた人が宇宙で生存するという小説はジュール・ヴェルヌにもあるようです。この作品を下書きにした設定なのかもしれませんね。
さらに、その時に地上に住んでいた人類は優れた文明を持っていたんだよ!という話になると、【超古代帝国アスカ】仮説です。
OLDIES 三丁目のブログ
“超古代文明の大統一仮説!【超古代帝国アスカ】
な……、なんだって〜〜〜〜!!!!”
https://diletanto.hateblo.jp/entry/2023/05/29/073823
月での冒険をもっと読みたかったのですが、探検隊は月人との接触を避けて火星に向かいます。
火星には植物もあり、沼に魚型の火星人がいます。当時の火星とはそんなイメージだったのでしょうか。
『海野十三全集・174作品⇒1冊』【さし絵・図解つき】 - 海野 十三
海野十三全集 決定版 全176作品 (インクナブラPD) - 海野十三
三十年後の東京
https://www.aozora.gr.jp/cards/000160/card1227.html
三十年後の世界
https://www.aozora.gr.jp/cards/000160/card2617.html
●ブクログ
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●読書メーター
https://bookmeter.com/books/10883179
https://bookmeter.com/books/5681746
https://bookmeter.com/books/5624105
SF作家・海野十三が1946年に予見した「50年後の日本」
https://tanken.com/mirai/styled-55/
[wikipedia:海野十三]
海野十三『三十年後の世界』
https://diletanto.hateblo.jp/entry/20060212/p1
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【結論】速読なんか習うよりオーディオブックを4倍速で聴くことだ!!
https://diletanto.hateblo.jp/entry/2023/03/04/204150
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