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aryamashoukai / 荒馬紹介(護憲派ディレッタント)
夏目漱石「吾輩は猫である」174
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「働きのない事だ。しかし今の世の働きのあるという人を拝見すると、噓をついて人を釣る事と、先へ廻って馬の眼玉を抜く事と、虚勢を張って人をおどかす事と、鎌をかけて人を陥れる事より外に何も知らないようだ」 at 01/09 18:44
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「吾輩は猫である」174
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「中学などの少年輩までが見様見真似に、こうしなくては幅が利かないと心得違いをして、本来なら赤面して然るべきのを得々と履行して未来の紳士だと思っている。これは働き手というのではない。ごろつき手というのである」 at 01/09 18:45
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「吾輩も日本の猫だから多少の愛国心はある。こんな働き手を見る度に撲ってやりたくなる。こんなものが一人でも殖えれば国家はそれだけ衰える訳である。こんな生徒のいる学校は、学校の恥辱であって、こんな人民のいる国家は国家の恥辱である」 at 01/09 18:46
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夏目漱石「吾輩は猫である」174
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「働きのあるという人」を「ごろつき手」と述べて批判。今の世も「ごろつき手」がもてはやされ、人気がある。「働きのない人」は批判の対象となっている。 at 01/09 18:49
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『島耕作』弘兼憲史やホイチョイが時代錯誤の宴会芸賛美
https://t.co/BbIsBvJYco
「私の知る限り、経団連にいる若手経営者でも“ジジ殺し”が上手で偉い人に引き上げられる人がいますし、四面四角の人間より、宴会芸をさらりとこなすタイプが出世する。」 at 01/09 19:45
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「四面四角の人間より、宴会芸をさらりとこなすタイプが出世する。」
↑“宴会”というより、“カルト集団の乱痴気騒ぎ”だな。
つまり、安倍政権もこのような体質なんだろう。日本が劣化している。 at 01/09 19:45
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夏目漱石は21世紀初頭の日本のブラック企業の事情を予見していた!?
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『島耕作』弘兼憲史やホイチョイが時代錯誤の宴会芸賛美
https://t.co/BbIsBvJYco at 01/10 19:51
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RT @uratakami1: #漱石 #猫 167
細君の復活(40)
この書かれなかった1週間で、苦沙弥は「坊ちゃん」を一気に書き上げたのでは、ということは前に書きました。
https://t.co/723T6Pip4y
https://t.co/T3e2IPIxG6 at 01/10 11:40
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RT @uratakami1: #漱石 #猫 167
細君の復活(65)
163で苦沙弥が泥棒を刑事と間違えたりしたことで、泥棒が「水島寒月君に瓜二つ」(80)であるという最初の設定とすっかり矛盾を来してしまった。 at 01/10 12:13
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RT @uratakami1: #漱石 #猫 167
細君の復活(66)
これは、漱石が最初の設定を失念してしまったと考えるほかないと思うのだが、苦沙弥が刑事と泥棒を同時に見て取り違えるところをどうしても書きたい。それが、失念してしまった要因ではないだろうか。 at 01/10 12:14
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RT @hglaurels: 夏目漱石「吾輩は猫である」177 https://t.co/jF63Y0f8U2 :坊ばが仕ったのは、わらべ歌「坊(ぼん)さん坊さん」の歌詞の一部。全体は次の通り。「坊さん坊さんどこ行くの 私は… → https://t.co/Canp8kG43K… at 01/13 11:42
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RT @uratakami1: #漱石 #猫 169
ちなみに、「三四郎」の美禰子は、絵のモデルになったとき、元禄模様の着物を拒否したという説があるそうです。 https://t.co/Qr4sNpM5z1
末っ子めん子は、このまま元禄模様イデオロギーに染まらなければ、美禰子の… at 01/15 17:51
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RT @signbonbon: 夏目漱石「吾輩ハ猫デアル」のパロディー作品は沢山ありますが、この「泥棒は猫である」(『ホトトギス』明治38年5月号)は、本家を連載中の雑誌(4月号に第3回)に掲載された異色作です。漱石も読んだ可能性が十分あると思います。作者は不詳なるも、絶対に漱… at 01/16 11:41
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RT @uratakami1: #漱石 #猫 181
3人の娘たちが口を揃えて「招魂社へ御嫁に行きたい」と。その後の歴史を暗示する恐ろしい予言なのか、当時から結婚式をやっていたのを子どもたちが招魂社に嫁入りしているのだと勘違いしていたみたいな軽いユーモアなのか。どっち? at 01/20 11:26
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RT @uratakami1: #漱石 #猫 181
「三四郎」では、原口さんに「あんな銅像をむやみに立てられては、東京市民が迷惑」だと「九段の上の銅像の悪口」を言わせて、靖国神社を批判させていた位だから、漱石の靖国へのスタンスは単純なものではなさそうだ。
https://t.… at 01/20 11:32
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RT @uratakami1: #漱石 #猫 181
@ainoue3319 さんの
https://t.co/21FHjQxsDg
で気がつきましたが、<娘たちが招魂社に御嫁に行きたい>と<父が吉原に行った>が対になって、娘たちの純粋さで苦沙弥の不純さが強調されている。 at 01/20 11:33
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RT @uratakami1: #漱石 #猫 181
それにしても、猫がやけに素直に「かように三人が顔を揃えて招魂社へ嫁に行けたら、主人もさぞ楽であろう」と言うと、靖国の名のもとに幾多の血を戦争に捧げさせた過酷な歴史への予感を、娘たちの能天気と細君と雪江さんの笑いに紛れ込ませよ… at 01/20 11:34
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RT @uratakami1: #漱石 #猫 181
文学者で右翼の小堀桂一郎さんは、「靖国神社と日本人」で「漱石が苦沙弥先生の幼い娘たちに、招魂社にお嫁に行くという不思議な希望を語らせた着想はいったいどのあたりに由来するのだろう。」と自問している。
https://t.co/… at 01/20 11:34
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RT @uratakami1: #漱石 #猫 181
そういう意味で、苦沙弥の幼い娘たちは、靖国神社の木村益次郎像にあこがれたのだという小堀桂一郎さんの説は当たっているし、「三四郎」とも、むしろしっかり整合しているように思います。 at 01/20 11:35
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RT @uratakami1: #漱石 #猫 182
雪江は、大祭日であるにも関わらず、朝早く急いで苦沙弥を訪ねて来たのだった。
「あんまり御無沙汰をしたから」は、いかにも社交辞令みたいだ。雪江には、「あんまり御無沙汰をしたから」というだけではない、急ぎの特別の用が苦沙弥にあっ… at 01/22 15:47
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RT @uratakami1: #漱石 #猫 182
保険加入を断った苦沙弥が、雪江には一転して「是非来月から這入るんだ」と言い出したのは、朝日解説は苦沙弥が天邪鬼だからとするが、1週間の修養で心境が変わったのだと思う。作家として独立するリスクに備えるのだろう。
https:/… at 01/22 15:48
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RT @uratakami1: #漱石 #猫 175
大祭日(4)
だから、雪江さんも「今日は大祭日ですから」と言ってやってきたのだった。
夫婦そろって「秋季皇霊祭」を忘れていたというのは、この時代にあって、ものすごく不謹慎なことだったのではないだろうか。
そもそも、忘れるなど… at 01/22 16:02
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RT @uratakami1: #漱石 #猫 175
大祭日(7)
明治38年のカレンダーを見てみる。
https://t.co/5ItKKE2pHj
秋季皇霊祭は、9月24日の日曜日になっている。
なんと、もともと日曜日だったのだ。
(小説だから、ここまで実際の世界と整合をと… at 01/22 16:02
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RT @uratakami1: #漱石 #猫 175
大祭日(19)
しかし、明治の旧制中学校の教師ともなれば、秋季皇霊祭の大祭日に出席行事があったのではないだろうか。 at 01/23 11:38
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RT @uratakami1: #漱石 #猫 175
大祭日(20)
だから、迷亭の「学校はどうする」は、いたずらではなく、まともな質問で、苦沙弥の「休むさ。学校なんか」は、秋季皇霊祭の行事なんか休んでやるというタンカだったのではないだろうか。 at 01/23 11:38
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ラベル:吾輩は猫である