毎日読んで感想をつぶやくつもりです。
出勤前につぶやくのは慌ただしいので、やはり夜につぶやくことにしました。
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夏目漱石「三四郎」あらすじ 92−96
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「田舎の相場で、金の価値を付けるから、三十円が大変重くなるんだね。何でも三十円あると、四人の家族が半年(はんねん)食って行けると書いてあったが、そんなものかな、君」と聞いた。」
↑どうやら田舎では暮らしたことないような口ぶり。根っからの都会人のようです。
「よし子は大きな声を出して笑った。」
「何を食べたら、その位で生きていられるでしょう」
「「それで十円」とよし子が驚いていた。」
「よし子はまた大きな声を出して笑った。」
↑よし子さんがいれば座が明るくなりそうです。こんなキャラ、いいですね。
「考えると、上京以来自分の運命は大概(たいがい)与次郎のために製(こし)らえられている。しかも多少の程度において、和気靄然(わきあいぜん)たる翻弄(ほんろう)を受けるように製らえられている。」
↑運は人が運んで来る。
自分で運命を動かすことができない人は、良き友人にくっついて動かしてもらうのがいいことです。
やがて自分も成長して、お互いが刺激し合う関係になれば一番いいですね。
しかし三四郎は、与次郎のみならず、野々宮教授や広田先生といった人物に恵まれています。
この恵まれた境遇を活かせるかどうかですね。
以前紹介しましたが、また挙げておきます。
↓
レバレッジ人脈術 本田直之
http://booklog.jp/item/1/4478002754
http://bookmeter.com/b/4478002754
http://matome.naver.jp/odai/2133808362960257701?&page=1
【樽柿】渋柿を空いた酒樽に詰め、樽に残るアルコール分で渋を抜いて甘くした柿。樽抜き。
……のようです。私は多分見たことないようです。
「茶の袴(はかま)を穿(は)いた大きな男」
「学科以外に柔術の教師をした」
「柔術の学士」
「柔術の男」
名前の出ない人物が登場。広田先生の教え子なんでしょうか。
「この男がなかなか帰りそうもないので三四郎は、書物を借りて、勝手(かって)から表へ出た。」
↑積極的に色々なことを伺って見聞と人脈を広めるいい機会だったのにもったいない、と思います。
「奈良の大仏の鐘を撞(つい)て、その余波(なごり)の響(ひびき)が、東京にいる自分の耳に微(かすか)に届いたと同じ事である。」
↑波動はどこまで到達するか。物理学を思わせるような記述。しかし三四郎、奈良の大仏の鐘の音を知っているのでしょうか。
「三四郎は美しい葬(とむらい)だと思った。」
↑私も思いました。
「遣って来たね」
「掛け給え。――あれだ」
↑美禰子さんへの用件のために原口さんの仕事場に押しかける。
三四郎の美禰子さんにかける執念、他の人が見えなくなっている心情が表れています。
原口さんはどう思ったのでしょうか。
このような時のために、普段から色々な人と親交を持っておくべきですね。
「肥(ふと)った画工」
↑大事なことなので2度書かれています。以前に原口さんは声が大きい人だという記述もありました。
特設サイト http://www.asahi.com/special/soseki/ の人物相関図の原口さんは、どう見てもひょろひょろで声が小さそうです。
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