かなり丁寧に書いていますね。当時、鬱々とした感情があり、何とかこのブログで成りあがって打開したい、という野心を持って非常に丁寧に、丁寧に書いていたようです。
最近はそんな丁寧なところはなくなり、ツイッターなんかで短絡的に悪口・批判なんかを書くことが多くなり、文章が荒く・すさんでいます。
あの頃の丁寧さを思い出さなくては、と反省しました。
今からあの丁寧さを取り戻すのは難しいことですが、何とか無理をしてやっていこうと思います。
さて、再開するに当たり、三四郎が乗った列車の座席は一体どんなのだったんだ、という疑問を改めてメモしておきます。
以前書いた記事でも、列車の座席について何度も言及しています。
状況を考える上で、非常に重要なことだと思います。
うとうととして目がさめると物語は始まっていた
http://sanshirou.seesaa.net/article/73499776.html
女はなぜ相席したのか?
http://sanshirou.seesaa.net/article/76473901.html
今は無きローカル線の思い出
http://sanshirou.seesaa.net/article/82717195.html
女が出て行った「車室」とは?
http://sanshirou.seesaa.net/article/92459753.html
ここで三四郎と女とじいさんの座っている座席は、位置関係はどうなっているのでしょうか。
ロングシートなんでしょうか。
4人がけクロスシート・ボックスシートで向き合ってるんでしょうか。
4人がけシートなら、普通は他人同士は空いた席へ分散するはずではないでしょうか。
だから、この3人が一緒のボックス席にいるということは、他のボックス席もふさがっているということになるのではないでしょうか。
とすると、結構乗客は多いということになりますね。
それとも、他のボックス席は開いているのに、三四郎の不思議な魅力に引き寄せられて、他の2人がわざわざ寄り集まってきたというのでしょうか?
ここ、何度考えてもよく分からないところです。
ヤフー知恵袋で、質問されている方がいらっしゃいました。
夏目漱石『三四郎』汽車内での位置関係
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1455979534
やはり4人掛けボックス席という説が有力のようです。
鉄道車両の座席 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%89%84%E9%81%93%E8%BB%8A%E4%B8%A1%E3%81%AE%E5%BA%A7%E5%B8%AD
(追記)
丸谷才一『闊歩する漱石』という書の挿絵では縦長シートという情報がありました。
https://twitter.com/TomitaKentaro/status/219809940380987392
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