2015年02月10日

朝活『三四郎』20週目

朝日新聞で連載中の夏目漱石『三四郎』。
毎朝読んで感想をつぶやくつもりです。
(夜になるかもしれません。当然、掲載のない日はつぶやけません。)



 ↑参加しています。応援よろしくお願いします。



夏目漱石「三四郎」あらすじ 88−91
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「何時(いつ)までも借りて置いてやれ」
「何かの拍子(ひょうし)で、気が緩(ゆる)んで、その十円をくずしてしまった」
「それで冬襯衣(ふゆシャツ)を買おうと思った」

 ↑太宰治の小説的です。高等遊民と太宰治のリンク。
 確かに太宰治の小説はそれで成立していますが、そのためには相当の人間的魅力が必要です。


(第八十九回)九の五
http://t.asahi.com/h8de
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「おれだって、金のある時は度々(たびたび)人に貸した事がある。しかし誰も決して返したものがない。それだからおれはこの通り愉快だ」
 ↑与次郎流付き合い術。
 見返りを求めず与えていると自然にうまくいくと。
 今の世でも似たようなことがよく自己啓発書に書かれていますね。


「三四郎はやむをえず無言のまま階子段(はしごだん)を降りて」
 ↑まさか梯子じゃないでしょうね。階段でしょうか。なぜ「階子段」と表記?


「しかし能く分ったとして、君、あの女の夫(ハスバンド)になれるか」
「野々宮さんならなれる」
「君、いっそ、よし子さんを貰(もら)わないか」

 ↑与次郎は三四郎周辺の人間関係をどう見ているのでしょうか。
 与次郎なら適切な解説と整理とアドバイスができそうですが、三四郎が身を持って経験と失敗をするべきだと成り行きに任せているようです。





「無論書き過ぎている。三四郎は出来るだけの言葉を層々と排列して感謝の意を熱烈に致した。」
 ↑ますます太宰治だ。


「まさか人の前で、母から、こういう依頼があったと、遠慮なしの注意を与える訳はなかろう。」
 ↑信頼できる年長者と真面目に向き合うことも大事ですよ。





「嬉(うれ)しいでしょう。嬉しくなくって?」
 ↑美禰子さんに関して三四郎の野々宮教授に対する微妙な感情にまだ気付いていないようです。


「よし子に縁談の口がある。国へそういってやったら、両親も異存はないと返事をして来た。」
 ↑縁談の口があるということは、美禰子さんと同じ世代か。美禰子さんよりかなり幼く感じます。


野々宮兄妹の自由闊達なやり取りを見られて面白いのですが、野々宮教授とすれば、突っ込んだ話ができないので二人一度に来られたのは困ったことだと推察します。






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