2015年01月05日

毎朝読む『三四郎』 15週目

朝日新聞で連載中の夏目漱石『三四郎』。
毎朝読んで感想をつぶやくつもりです。
(夜になるかもしれません。当然、掲載のない日はつぶやけません。)


夏目漱石「三四郎」あらすじ 65−69
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夏目漱石「三四郎」(第六十五回)六の十
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「三四郎はこれらの学生の態度と自分の態度とを比べて見て、その相違に驚いた。」
 ↑こういうこと、よくありますねえ。確かに見栄えがいい趣味と良くない趣味がありますが、人は自分に合ったことを一生懸命するしかないのです。


「三四郎は自分も無分別に走けて見たくなった。」
 ↑私は元来学問・文化系が好きで得意だったのですが、体育会系にコンプレックスがありました。
 何の運命のいたずらか高校時代に体育会系部に入って精神が崩壊し、それが後に引いて人生に転落。
 人は他人と比べず、自分が好きで得意なことをするしかないのです。


「能く見ると昨夜(ゆうべ)の親睦会で演説をした学生に似ている。」
 ↑見栄えが良くて運動と演説が得意。今で言うモテ系です。
 非モテ系は、黙々と自分に合ったことをやり続けながら、たった一人の信奉者を探し続けるしかないのです。


「運動会は各自(めいめい)勝手に開くべきものである。人に見せべきものではない。」
 ↑“個人主義”の神髄を乱暴に言い表したもの?


夏目漱石「三四郎」(第六十六回)六の十一
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「黙っていると、前を通り抜けてしまう。」
「急いで二、三歩芝の上を裾の方へ下りた。」

 ↑それでいて会ってから気の利いた受け答えができません。読んでいて痛みが伝わる行動です。


「「ちょいと上がって見ましょうか」とよし子が、快くいう。」
 ↑「それじゃ急ぎますんで。さよなら」と行ってしまったらお話にならない。
 よし子さんが救いです。



「あなた、まだ此処(ここ)を御存じないの」と相手の女は落ち付いて出た。

 ↑何度か上ったことあるような口ぶりですね。


(第六十七回)六の十二
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 気をきかせてか知らずしてかよし子さんが駆けて行って残された二人。
 三四郎は心地よい会話ができません。
 いつ何時誰とでも会話ができるように会話力を磨き、シミュレーションしとかないと駄目ですね。
……と、これは自分に言い聞かせていることなんですが。


「あの時の看護婦ですか、あなたが今訪ねようといったのは」
 ↑前回66回の「この夏自分の親戚が入院していた時近付になった看護婦」。
 私はよし子さんを見舞った帰りかと思ってたのですが、違うようでした。


(第六十八回)六の十三
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「世帯道具(しょたいどうぐ)の始末はどう付けたろうと余計な事まで考えたが、口に出していうほどの事でもないから、別段の批評は加えなかった。」
 ↑私もよくこんな風に考えるのですが、かえって会話のネタがなくなって困ってしまう。
こういったネタこそ気楽に話せるテーマではないでしょうか。


「宗八さんのような方は、我々の考えじゃ分りませんよ。」
 ↑確かに。加えて、美禰子さんも分からない。
 結局、知ったかぶりで分かった気にならずに、他人のことは分からないものと思っているのが安全ではないでしょうか。


「自分が、野々宮に対するほどな尊敬を美禰子から受け得ないのは当然である。」
 ↑ようやく分かった。状況を客観的に知ることが出発です。


「向うから、与次郎と昨夕(ゆうべ)の会で演説をした学生が並んで来た。」
 ↑コミュ障でシャイマンの私にまた分からない記述が。
 こんな記述の読解が分からないことが現実にも反映されます。他の読解上級者の解釈に期待します。





「机の上には何があるか分らない。高い脊(せ)が研究を隠している。」
 ↑こういった表現からも意味を読み取れるのだということを、他の方の読み方を拝読しているうちに気付きました。
 他の方の意見を読むのも勉強になります。私の読み方も誰かの何らかの参考になればと思うのですが。


「御邪魔なら帰ります。別段の用事でもありません」
 ↑実際、何で来たのでしょうか。
 呼ばれてもないのに押しかけるもんじゃない、広田先生も会話に困るのではないか……と、会話が苦手な私は心配してしまいます。痛みが伝わるシーンです。






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posted by うらなり三四郎 at 07:32| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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