2008年06月12日

女は窓から首を出す

今回は、『三四郎』その1
http://www.servicemall.jp/sokudoku/BN/l/0041001.html
 についての感想の6回目です。

(あらすじ)
 東京帝国大学に入学が決まった三四郎は郷里の九州から汽車に乗って東京に向かう。途中、京都から乗ってきた女性や田舎者のお爺さんと相席になる。
 やがてお爺さんは下車し、女性と二人きりになるが話がかみ合わず、ぎくしゃくした時間を過ごす。
 女性は座席を立ち、三四郎の横を通り越して車室の外に出て行く。

 
 やがて女性は戻って来ます。

下を向いて一生懸命に箸(はし)を突っ込んで二口三口ほおばったが、女は、どうもまだ元の席へ帰らないらしい。もしやと思って、ひょいと目を上げて見るとやっぱり正面に立っていた。
 
 どうも間が悪いですね。
 好意を持っている人にそんな扱いをしては駄目だろうっていうところ。三四郎の野暮ったい性格が現れている描写です。
 
 しかし私はこんな風に三四郎をけなしているのですが、実は自分のことを書かれているようで辛いのです。
 自分もこんなことがあったような気がします。
 相手を意識しているのに行動に表せず、自分のやっていることに熱中しているふりをしていることしかできないという。
  
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posted by 三四郎 at 06:57| Comment(1) | TrackBack(0) | その1 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月06日

女が出て行った「車室」とは?

今回は、『三四郎』その1
http://www.servicemall.jp/sokudoku/BN/l/0041001.html
 についての感想の5回目です。
   
(あらすじ)
 東京帝国大学に入学が決まった三四郎は郷里の九州から汽車に乗って東京に向かう。途中、京都から乗ってきた女性や田舎者のお爺さんと相席になる。
 やがてお爺さんは下車し、女性と二人きりになるが話がかみ合わず、ぎくしゃくした時間を過ごす。
 三四郎は一人で駅弁を食べ始めるが……。

  
(今回の感想)◎女が出て行った「車室」とは?
 
 ええと、前回は三四郎が女の人の前で一人で駅弁を食べ始めたことについて書きました。
 前回書き忘れたので少し戻りますが、駅に着いて相席のじいさんが降りてから、面白い描写があります。
 
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posted by 三四郎 at 19:54| Comment(2) | TrackBack(0) | その1 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月27日

常に何かから遅れている。あるいは、もはや手遅れになってしまって

 武田信明『三四郎の乗った汽車』(教育出版)について。
  



 この本は、『三四郎』の作品論について書いたものではなく、日本の明治維新後の文明開化期について書いたものです。
  
第三章 三四郎の乗った汽車
については、作品論に関する記述があって興味深いので、以下のページで覚え書きしておきました。
  http://sanshirou.seesaa.net/article/90598052.html
  
第四章 「学校」の「時間」
 についても、冒頭で、『三四郎』を読む上で非常に重要かと思われる指摘がされているので、ここにメモしておきます。
 
  
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posted by 三四郎 at 22:05| Comment(0) | TrackBack(1) | 参考図書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月23日

『三四郎の乗った汽車』

 現在、メルマガ『三四郎』な人生論
  http://sanshirou.seesaa.net/
において、夏目漱石の『三四郎』を読んでいる。

『三四郎』では冒頭、九州から上京する三四郎が汽車に乗っているシーンが続く。
 その汽車が一体どんなものだったのか、例えば、座席は対面4人がけシートなのか、横長シートなのか、はたまた個室になっているのか、非常に気になった。
 この当時の汽車について詳しく知りたい、と思っていたら、それらしきタイトルの本が目に入った。
『三四郎の乗った汽車』



 
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posted by 三四郎 at 16:13| Comment(0) | TrackBack(2) | 参考図書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月06日

三四郎はなぜ一人で駅弁を食べるのか  『三四郎』な人生論 第4号

今回は、『三四郎』その1
http://www.servicemall.jp/sokudoku/BN/l/0041001.html
 についての感想の4回目です。
 
(あらすじ)
 東京帝国大学に入学が決まった三四郎は郷里の九州から汽車に乗って東京
に向かう。途中、京都から乗ってきた女性や田舎者のお爺さんと相席になる。
 やがてお爺さんは下車し、女性と二人きりになるが話がかみ合わない。
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タグ:三四郎 駅弁
posted by 三四郎 at 21:44| Comment(0) | TrackBack(0) | その1 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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